2024年03月31日

ティーカッププードルは飼いやすい?特徴や注意すべき病気をご紹介

ティーカッププードルはトイプードルよりも体が小さいことから、アパートでも飼いやすい犬種として人気です。しかししつけをしにくい犬種であると、初めて飼う人は飼育できるか不安でしょう。また体の小さいがゆえに、病気にかかりやすかったり、怪我をしやすかったりしないか心配です。ここではティーカッププードルの特徴や注意が必要な病気をご紹介します。

1. ティーカッププードルの特徴

ティーカッププードルは、くりくりした目とカールした毛がかわいらしい犬種です。プードルは全般的に知能が高い犬種であり、ティーカッププードルもその優れた知性を持っています。しつけがしやすく、トリックや訓練を楽しめるのが魅力です。抜け毛や体臭も少なく、飼いやすいでしょう。

1-1. 大きさ

プードルは、スタイルが・ミディアム・ミニチュア・トイの4サイズがあります。ティーカップはトイプードルに分類されます。なぜならティーカップは犬種として認可されておらず、血統書などにもトイプードルと記載されるのです。体高が23センチ以下、体重が2キロ未満のトイプードルが、ティーカッププードルです。

1-2. 毛色

ティーカッププードルはシングルコートで、毛色が豊富です。成長とともに、毛色が変化することもあります。基本のカラーはブラック・ホワイト・ブラウンですが、アプリコットやシルバー、ブルーなどさまざまです。

1-3. 性格

ティーカッププードルは親しみやすい性格を持ち、飼い主さんと遊んだり甘えたりします。愛情深く、飼い主さんとの絆を大切にし、飼い主さんの側にいることを好みます。そのため分離不安を起こすこともあるのです。学習能力が高く、トリックや訓練を覚えるのも得意であり、新しいことに挑戦するのを楽しむ性格です。家族全体にとって、愛らしいコンパニオンとなるでしょう。

2. ティーカッププードルが注意すべき病気

ティーカッププードルが注意すべき代表的な病気は、次の3つです。

2-1. 骨折

ティーカッププードルの骨は体のサイズに比例して小さく、通常の犬種よりも脆弱です。そのため小さな衝撃や落下でも骨折しやすくなります。小さい段差でつまずくだけでも、骨折につながることがあるでしょう。家の中はできるだけ段差をなくし、ソファやベッドから飛び降りないよう注意しましょう。

2-2. 膝蓋骨脱臼

小型犬は、骨の構造的に膝の骨が内側もしくは外側に外れやすいのが特徴です。ティーカッププードルも当てはまります。膝を曲げたり伸ばしたりする時に痛みが出やすくなっています。歩きにくそうにしている、歩きにくそうな場合は、膝蓋骨脱臼と考えられるでしょう。

2-3. 免疫介在性溶血性貧血

ティーカッププードルが注意すべき病気は、介在性溶血性貧血です。自己免疫疾患の一種であり、免疫系が誤って健康な赤血球を攻撃し、破壊してしまう状態です。赤血球の破壊によって貧血が引き起こされ、小型犬の場合、致命的な状態に進行することがあります。病気の兆候や症状に注意を払い、定期的な健康チェックを行うことが重要です。

3. 先祖返りしにくいティーカッププードルを選ぶポイント

ティーカッププードルは、基準とされているサイズの子犬をブリーディングすることは難しいとされています。そのため成長すると大きくなるティーカッププードルも存在します。政権になっても小さいティーカップを選ぶポイントは、次の4つです。

3-1. 本来のサイズを知っておく

ティーカッププードルの認定基準は正式に決められていません。基本的には体高23センチ以下・体重3キロ未満とされています。子犬の体重の目安としては、生後30日なら500グラム、60日なら730グラムです。

3-2. 両親のサイズを確認する

ティーカッププードルのサイズは遺伝的要素が強いため、両親のサイズを確認するのがよいでしょう。両親が小さければ、小さく育つ確率が高くなります。また両親が大きい場合、小さく育つ確率は低くなるでしょう。祖父母まで遡って確認し、サイズが小さい場合は小さいままで成犬になるでしょう。

3-3. 顔の大きさを測る

体に対して顔が大きい場合、発育不良や未熟児と考えられます。小さいまま育っても健康面で、問題の生じる可能性があるのです。健康に育った場合はサイズの大きくなる確率が高いでしょう。体と顔の両方が小さい場合、小さいまま成長する確率が高くなります。

3-4. 首と足が短め

首や足が長い子犬は、大きく育つ傾向です。首や足が短い子犬は、小さいまま成長する可能性が高いでしょう。そのため首と足が短めの子犬を選ぶのがおすすめです。

4. まとめ

ティーカッププードルはサイズも小さいうえ、フレンドリーで賢い性格であります。初めて犬を飼う方でも育てやすい犬種です。また大きく成長しないティーカップを選ぶには、首や足が短く顔の骨格が小さい子犬を選ぶとよいでしょう。 「アフロボックス」は、沖縄県中頭郡でトイプードルのブリーダー活動を行っております。新しい家族へ迎え入れられた時にスムーズに生活できるよう、子犬のうちからトイレトレーニングなどのしつけも行っているのです。子犬たちが新しい家族になれるのを心待ちにしております。沖縄で子犬をお探しの方はいつでもお気軽にご相談ください。