2024年03月31日

よい動物との出会いを実現する!よいブリーダーの選び方と特徴を紹介

ペットも家族であるからしっかりと選びたいとの思いで、直接ブリーダーからペットとなる動物を選ぶ傾向が強くなっています。ブリーダーから購入することに多くのメリットがあるからです。この記事ではブリーダーとはどのような仕事をしているのか、またよいブリーダーとはどのような人なのかを紹介しています。

1. ブリーダーはどのようなことをするか?

ブリーダーといえばペットに関する仕事をする人で、育てた動物を販売する人のことをいうイメージがあるでしょう。そもそもブリーダーが仕事としてすることとは何かについて紹介しましょう。

1-1. 動物を繁殖させる

ブリーダーの最も根本的な仕事として、動物を繁殖させることがあげられます。そのためには適切な管理の方法を熟知しているうえに、遺伝に関する高度な知識が必要です。とくにブリーダーには、遺伝性の疾患を生じさせない繁殖の方法が求められます。これらは同種の動物であったとしても、年齢・体質・体調などの個体差があるからです。1頭1頭をこまやかに観察し、しかるべきケアをしていかなければならないでしょう。

1-2. 動物を飼育する

動物の年齢によって、世話の仕方を変えていきます。生後間もない動物に対しては、病気にかからないような衛生管理や、母親の産後ケアが求められるでしょう。また健康に育てるために、ケージなどの清掃をはじめ日々の食事や排せつの状態、健康状態のチェックは欠かせません。定期的な予防接種も行わなければなりません。また動物病院へも通うところはより管理が行き届くでしょう。 さらに人に慣れ社会性を身につけるためのしつけを行います。トイレをはじめとする生活習慣の行動のしつけを行い、訓練していくのです。

1-3. 動物を販売する

ブリーダーは育てた動物を販売することで、事業の収入を得ています。その先はペットショップ・犬猫カフェなどのケースや、直接ペットの購入を希望する人に来てもらって販売する場合があるのです。近年は動物の成育歴や健康状態、性格などを直接ブリーダーから聞きたいとする人が増加しております。ブリーダーという職業が注目されはじめました。 一般の方がブリーダーを探す方法として、ネットによる検索が増えています。サイトやブログ、ブリーダー情報を見やすくかつ魅力的に発信します。よい印象を与えられて、アクセスする人を増やせるでしょう。ブリーダーは動物を販売するばかりではなく、動物に関する相談に応える、購入した方へのアフターフォローをするまで行うのが当然となっています。ペットショップや犬猫カフェへは定期的に連絡を取り合い、購入を決めた人に対する飼育上の注意点を伝えます。 またドッグショーやコンテストなどの、ペットに関するイベントについて、準備・点検・運営などを行うこともブリーダーの業務です。

2. よいブリーダーの選び方

長い年月にわたってご自分と共に過ごすペットを選ぶのに、ブリーダーから買う人が増えました。その理由は動物の環境や状況を、ブリーダーに直接聞けるというメリットがあるからです。しかしそれは、よいブリーダーとのやり取りの中で行われる場合に限ります。次によいブリーダーの選び方として、よいブリーダーのもつ特徴について紹介しましょう。

2-1. 動物が元気そうにしている

ネットでブリーダーの情報を確認する際に、掲載されている画像や映像にある動物が、元気に過ごせているかをチェックしましょう。直接ブリーダーを訪問した場合も同様です。やせ細った動物や、違和感をもつ動物があれば要注意でしょう。

2-2. 扱っている犬種・猫種が少なく絞られている

飼育されている動物の種類が多いブリーダーの方が、選択の幅がありそうなイメージはします。しかしよいブリーダーは飼育している動物の種類を絞っています。絞っている方がその種類により詳しくなるからです。種類が異なるという理由で、個体ごとに異なる育て方をする必要はありません。 またブリーダーは同じ種類の動物でも、1頭1頭の違いを把握できていることも意味しています。少ない種類に特化したブリーダーは、それだけその種類についての知識に自信があるからできるのです。また安易に世の中の流行に流されずに、業務を行っていることの現れでしょう。

2-3. わからないことや質問に正しく答えてくれる

よいブリーダーとは、動物やそれを購入しようとしている人目線につねに立っている人といえるでしょう。そのためには動物のことについての知識を日々積み重ねるべく努力し、長期的な視点で動物を飼育しています。遺伝レベルの知識をもち、疾患の発現をできるだけ抑える繁殖法や飼育法を行います。それを明確にお客様に説明できるのです。その動物のデメリットまで説明する誠実ささえもっているでしょう。 またワクチンの接種回数・健康診断の有無やその結果、懸念される遺伝的な病気や症状などの健康面も、お客様にとっては気になるところでしょう。ただし公表している事柄にも注意が必要です。中には健康診断に行った結果、本来お客様に伝えておかなければならない症状や疾病の可能性があるのに公表をしないケースもあります。健康診断には行ったという部分だけしか、公表していないブリーダーもいるのです。マイナスにみえる情報も、正確に伝えてくれるブリーダーは信用できます。

2-4. 生活している場所や親犬・親猫を見せてくれる

動物かどのような環境の下で日々生活をしているか、モノを散らかさずに暴れずに生活ができているかも、お客様としては気になるところでしょう。またその動物を把握するために両親も見られたら、その動物のことがよく想像できます。そのようなこともオープンに見せてくれるブリーダーは、よいブリーダーといえるでしょう。しかし動物の健康状態や精神状態・病気の関係で、ブリーダーがお客様に見せるのが望ましくないと判断する場合もあります。そのため公表してくれないから、そのブリーダーは悪いとは限りません。

3. まとめ

ブリーダーはお客様と動物とを出会わせてくれる貴重な存在です。その需要と共にブリーダーの数も増加傾向にあります。それにつれよいブリーダーと、そうでないブリーダーの差が広がっています。動物のためお客様のために、動物へ愛情をかけ続けるブリーダーかどうか見極めましょう。すばらしい動物との出会いを果たしてくださるのが、最大の喜びです。 「アフロボックス」は、沖縄県中頭郡を拠点にブリーダー活動を行っております。トイプードルを中心として、人々との出会いを創造しています。動物を飼おうと考えている方やそれについてお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。喜んでお応えいたします。