トイプーのサイズは？プードル種のサイズや特徴・体型のタイプをご紹介

トイプーは室内犬の中でも人気の高い犬種です。犬を飼うならトイプーがよいとお考えの方もいるでしょう。トイプーはプードル種の一種で、プードル種はあわせて6種類存在します。また同じサイズのプードルであっても、体型が3つに分類されます。ここではトイプーのサイズとともに、プードル種のサイズや特徴、体型のタイプをご紹介しましょう。

1. トイプーのサイズは？プードルの種類

プードルはサイズごとにスタンダード・ミディアム、ミニチュア・トイ・ティーカップ・タイニーの、6種類に分類されます。ただしティーカップとタイニーは正式なサイズではなく、トイプーの一種とされています。プードル種は、サイズが違っても、毛色のバリエーションや性格などはほとんど変わりません。

1-1. スタンダードプードル

スタンダードプードルは、最も大きなサイズです。標準的なサイズは、体高が45〜60センチ、体重は18～30キロ程度になります。スタンダードプードルは、プードルで最も歴史が古く、他のサイズすべてスタンダードプードルから派生しています。スタンダードプードルは、優雅な外観や知性、そして忠実な性格が特徴です。家族向けのペットとして飼われることが多いものの、知性が高く忠誠心も高いことから北米では盲導犬としても活躍しています。

1-2. ミディアムプードル

ミディアムプードルは、プードル種で2番目に大きいサイズです。体高が38〜45センチ、体重は8〜15キロ程度になります。JKCの正式サイズとして認定されたのは2003年で、比較的新しく認められたサイズです。中型犬であるため、運動もしっかり行う必要があります。

1-3. ミニチュアプードル

ミニチュアプードルは小型犬に分類され、体高が28〜35センチ、体重が4.5〜7キロ程度になります。日本ではあまりポピュラーなサイズではありません。しかし海外ではアパートなど小さい住居でも飼育しやすいと人気です。小柄ながらも知性は高く、運動神経も優れています。海外では探知犬や災害救助犬として活躍することもあるサイズです。

1-4. トイプードル

トイプードルは、プードルの中で最も小さいサイズに分類される超小型犬です。体高が24～28センチ、体重が3キロ程度になります。トイプーとも呼ばれており、日本国内で最も人気が高い犬種です。トイプードルはプードル種の中で最も小さいサイズであるため、他のサイズと比較すると警戒心の強い傾向があります。しかし基本的にはフレンドリーで、学習能力も高くファミリー犬に最適です。

1-5. タイニープードル

タイニープードルはアメリカで作られたサイズとなり、日本のJKCで正式に認められているサイズではありません。一般的には認識されているものの、タイニープードルは通称となります。血統書にもタイニープードルとは記載されず、トイプードルに分類されます。トイプードルよりもさらに小さく、体高25cm以下、体重2～3kg前後の超小型犬です。タイニープードルの作出は難しく、成長すると想像より大きくなるケースもあります。そのため親犬や兄弟犬を確認してから迎え入れる犬を選ぶのがよいでしょう。

1-6. ティーカッププードル

ティーカッププードルもアメリカで作られ、JKCでは正式に認められていません。タイニープードルと同様に、ティーカッププードルは通称です。サイズの分類はトイプードルです。体高23cm以下、体重2kg前後で、ティーカップに入るサイズから名づけられています。体が小さく関節も弱いため、段差などは気をつける必要があります。甘えん坊な性格であるため、一緒に時間が過ごせる家庭に迎え入れるのがおすすめです。

2. 体型の種類

プードルは、サイズだけでなく体型にも種類があります。

2-1. ドワーフ

ドワーフは、胴長短足のコロンとしたフォルムが特徴です。トイプーの中でも、ドワーフが最も人気の高い体型です。ただし子犬の時は足が短いドワーフ体型でも、成長と共に足が長くなりスクエアやハイオン体型になるケースもあります。

2-2. ハイオン

ハイオンは、胴が短く足の長い体型です。前足よりも後ろ足の方が長く、スラっとしたモデルのようなスタイルです。トイプーに最も多い体型で、ドッグショーではハイオン体型が活躍しています。

2-3. スクエア

スクエアは、胴と足の長さが同じぐらいで、横から見ると胴と足を結ぶ線が正方形に見えます。バランスがよく、理想の体型とされており、どのようなヘアスタイルでも似合うのが特徴です。